2014年10月13日

映画「ある優しき殺人者の記録」ネタバレ感想

「ある優しき殺人者の記録」ネタバレあり感想です!
フェイクドキュメンタリー・ホラーの旗手、白石晃士監督の最新作は、全編ワンカット(風)で撮影された密室サスペンス。
白石監督得意のPOV手法で、殺人鬼と対峙する女性ジャーナリスト、カメラマンの恐怖を描きます。
カメラマン役はもちろん白石監督自身!
「息もできない」で気の強い女子高生を演じたキム・コッピが、殺人鬼と因縁のあるジャーナリストを演じます。

シネ4では過去に「オカルト」や「バチアタリ暴力人間」を取り上げて、オリジナリティあふれる白石監督の手腕を絶賛しました。
今回の「ある優しき殺人者の記録」は日韓合作。ついに海外に飛び出した白石監督、今度はどんな衝撃を与えてくれるのでしょうか?

ほとんど職人技に達しているPOV手法や強烈過ぎるキャラクター造形、そしてフィクションと現実の壁をぶち壊す独特のストーリーテリングなど、白石作品の魅力を改めて語ります。

さらに、独特過ぎるがゆえに面白さが伝わりづらいという、白石作品のジレンマについても。あらすじや予告編だけでは分からない、従来のジャンルを飛び越えた白石ワールドとは?

同時期に公開された「殺人ワークショップ」についても少しだけ触れています。


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2014年10月07日

映画「ホットロード」ネタバレ感想

「ホットロード」のネタバレあり感想です!
前回に引き続き、マルモト突撃企画におつきあいください。

この「ホットロード」は、「あまちゃん」で大ブレイクした能年玲奈が主演、しかも不良少女役ということで話題になりました。
彼女はあまりにも「あまちゃん」の役柄が印象的だったため、そのイメージから脱却できないのではないかと懸念されていましたが、果たして「ホットロード」で”脱・あまちゃん”出来たのでしょうか?

「ホットロード」は、80年代に大流行した少女マンガが原作で、暴走族の少年と、彼に憧れる少女の青春ラブストーリーです。
「少女マンガ」「暴走族」「青春ラブストーリー」と、シネ4の2人には縁の無いキーワードばかりで若干不安になりますが、はたしてその出来はどんな具合だったのでしょう?

・映画の中で印象深かった2つの要素とは?

・最近は「珍走団」とも呼ばれている暴走族。
80年代はともかく、今では古くさい印象は拭えませんが、劇中ではどのように扱われていたのか?

・「あまちゃん」終了後、初の主演映画で見せた能年玲奈の演技力とは?

・暴走族の少年役を演じた登坂広臣(三代目J Soul Brothers)の劇中での魅力とは?

今回もネタバレしながら話しているので、「ホットロード」を未見の方はご注意ください!


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2014年09月30日

映画「ルパンV世」のネタバレ感想

『ルパン三世』のネタバレあり感想です!
北村龍平監督、小栗旬主演でついに実現した夢の企画、「ルパン三世」実写化。
幅広い世代に愛されているアニメシリーズですから、今回の実写版には賛否両論が渦巻いているようです。
そんな実写版「ルパン三世」にマルモトが突撃してきました!
何というか、久々に突撃しがいのある作品ですね。

やはり一番気になるのは、主要キャラクターがどのように実写化されているかです。
ルパン→小栗旬
峰不二子→黒木メイサ
次元大介→玉山鉄二
石川五エ門→綾野剛
銭形警部→浅野忠信
と、日本映画界の注目若手・人気者がズラリとキャスティングされています。
アニメ自体がキャラクターの人気に支えられている「ルパン三世」ですから、ここがハマるかどうかは非常に重要です。さて、実写版のルパン一味はマルモトのハートを盗めたのか?
個人的には黒木メイサさんが演じる峰不二子に注目しています!(「スペースバトルシップヤマト」のリベンジなるか?)

もう一つの注目点は、アクションです。
ハリウッドで活動する日本人監督・北村龍平といえば、やはりアクション映画。
ビッグマウスで有名な北村龍平監督が、「ルパン三世」にどんなアクションシーンを盛り込んだのでしょうか?
予告編でちらりと観られるカーチェイスなど、期待が高まります。

興行収入的には大成功を収めているらしい「ルパン三世」、
作品としての出来ははたして!?



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2014年09月19日

ジブリ映画「思い出のマーニー」ネタバレ感想

「思い出のマーニー」のネタバレあり感想です!
宮ア駿監督が(何度目かの?)引退を表明した後、次世代のジブリ作品と銘打って公開された注目作です。監督は「借りぐらしのアリエッティ」で長編デビューした米林宏昌。
「ハヤオ・パクさんが関わっていないジブリ映画ってどうなの?」といった目で観られているであろう本作、実際の出来はどうだったのでしょうか?

 実は予告編が公開された頃には、「なんだかあんまりそそられないな〜」と言っていた2人ですが、やはり観ないわけには行きません。宮ア駿監督の最後の長編(多分)となった「風立ちぬ」を語った時の「スタジオ・ジブリの今後」が、最新作「思い出のマーニー」を経てどうなったのかも話しています。

今回2人のスタンスが大きく分かれたのは、主人公アンナの捉え方。このアンナを観て、2人にはそれぞれ頭に浮かんだ人物がいたのですが、それは一体誰なのか?そして、新世代のジブリ作品はぶっちゃけ面白かったのか?

 今回は「思い出のマーニー」のラストについて盛大にネタバレしていますので、まだ映画を観ていない人はくれぐれもご注意ください!


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2014年09月12日

映画「GODZILLA ゴジラ」のネタバレ感想

「GODZILLA ゴジラ」のネタバレあり感想です!
出ましたゴジラ!エメリッヒ監督が全世界から大ブーイングを浴びた98年のゴジラ(というかデカくて素早いトカゲ)から10年以上の時を経て、ハリウッドに降臨です。

そういえば、エメゴジが公開された頃、パクリ映画で「ガジュラ」というのがありました。
エメゴジは爬虫類をモデルにしていますが、ガジュラは巨大化した両生類という設定。そのビジュアルもストーリーもあまりにも貧相でしょーもなくて、がっかりした思い出があります。

ということでエメゴジ、ガジュラなどの黒歴史を経てついに登場した今回のゴジラ。どんな作品に仕上がっているのでしょうか?
少なくとも予告編を観て、「あ、ちゃんとゴジラだ」とホッとした日本人観客は多いはず。さて、肝心の本編は大丈夫でしょうか?
監督のギャレス・エドワーズさんはイギリス人ですが、日本のゴジラシリーズの大ファンとのこと。デビュー作も「モンスターズ/地球外生命体」というSF映画ですから、期待も高まります。
そして役者陣では、日本からケン・ワタナベこと渡辺謙が参戦!今やすっかりハリウッド俳優ですが、ゴジラを相手にどんな演技を見せてくれるのでしょうか?

「ゴジラ」という存在をどう捉えるかも含めて、今回もダラダラ熱く語っています!


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2014年08月30日

映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のネタバレ感想

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の感想・批評、ネタバレありです!
何と言ってもこの映画の売りは、日本のライトノベルが原作で、それがいきなりハリウッドで実写映画化されたことでしょう。(コミック化などもされていたようですが)
しかも主演は泣く子も黙るスーパースター、トム・クルーズ。
話題性は十分です。

ストーリーは、近未来、謎の生命体に襲われた人類の最後の闘いに、タイムループを絡めた、「SFタイムループもの」。
どうやらハリウッドスターのトム・クルーズが何度も死ぬらしい(そして生き返る)ということで、ただのSFバトル映画とも違う、面白い展開が期待できそうです。

今回のポッドキャストでの話題は…
・ハリウッドスター、トム・クルーズが見せた素敵で無残な死にっぷりとは?
・原作の主人公の設定を、無理やりトム・クルーズのために改変した結果起こった、タイムループよりも不条理な事態とは?
・この映画の楽しさは、ゲームの楽しさと共通する?そして納得のその理由とは?
・敵の設定に関してモノ申す!この映画だけに限らずよくあるご都合主義的なある設定について!
・タイムループの醍醐味と、ラストのループの解釈について!

あいも変わらずネタバレ全開ですので、ご注意ください!

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2014年07月27日

映画「トランセンデンス」のネタバレ感想

「トランセンデンス」の感想・批評(ネタバレあり)です!

製作総指揮は「ダークナイト」や「インセプション」で映画ファンの心をガッチリ掴んだのは、クリストファー・ノーラン!
哲学的とも言える難解な作風も彼の特徴ですが、今回は人智を超えたテクノロジーと人間は共存できるのか?という割とベタなテーマに挑みます。

主演はジョニー・デップ!海賊になったりヴァンパイアになったり、コスプレハリウッドスターとして最大の大物である彼が、「トランセンデンス」では意識だけがコンピュータにアップロードされた科学者に扮します。
もはや肉体さえ持たない存在を演じるジョニー・デップ、何でもありです!

監督のウォーリー・フィスターさんはあまり聞かない名前ですが、それもそのはず、今回の「トランセンデンス」が監督デビュー作です。
しかし撮影監督としてクリストファー・ノーランの「メメント」「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」「インセプション」などほとんどの作品に携わっている、バリバリのノーラン組!
街全体がべろ〜んと裏返る「インセプション」の映像や、リアルダークな「ダークナイト」のゴッサムシティなどを撮影した人ですから、今回もどんな映像を見せてくれるのか期待が膨らみます。

タイトルの「トランセンデンス」は「超越」という意味だそうですが、
果たしてこの作品は、これまでの映画を超越することができたのか?

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2014年07月18日

映画『ポリス・ストーリー/レジェンド』のネタバレ感想

『ポリス・ストーリー/レジェンド』のネタバレあり感想&批評です!
我らがアイドル、ジャッキー・チェンの最新作は、彼の代表作「ポリス・ストーリー」シリーズの続編のようでいて実は全く関係ないオリジナル作。

あらすじですが、娘と共に要塞のようなナイトクラブに監禁された老刑事の活躍を描く・・・て、あれ、確か前作の『ライジング・ドラゴン』でアクション引退を宣言してたけど、今回はどうなんでしょう?

今作の監督はジャッキー・チェン本人ではなく、過去にジャッキー主演の『ラスト・ソルジャー』を監督したディン・シェン。今回は脚本も担当していて、ストーリーにもかなり気合が入っているようです。

御年60歳を迎えたジャッキー・チェン、果たしてどんな演技(アクション?)を見せてくれるのでしょうか?

・ジャッキー映画史上まれにみる複雑なストーリー展開!
 過去と現在が交錯し、どんでん返しが連続する脚本は、果たして成功したのか?

・注目のジャッキーアクション!
 「要塞のようなナイトクラブ」という舞台設定は、いやがうえにも期待が高まる!
 伝説のショッピングモールバトルに匹敵するアクションが見られるのか?

・タカノが注目した本作最大のアクションはエンディングにあった?
 やっぱりすごかったジャッキーの動き!

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2014年07月07日

映画「青天の霹靂」のネタバレ感想

青天の霹靂のネタバレあり!感想・批評です。
今作はお笑い芸人・劇団ひとりが自身の小説を初監督で映画化した話題の映画。
爆笑問題の太田光氏も絶賛らしいので、期待が高まります。

タイムスリップして若かりし頃の自分の両親に出会うという映画と言えば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が真っ先に思い浮かびますが、今回の主人公は売れないマジシャン。
さらに、過去で若き自分の父とコンビを組んで舞台に立つという一風変わったストーリーです。
過去には小説家デビュー作『陰日向に咲く』が映画化されましたが、映画監督・劇団ひとりの力量はどれほどのものなのでしょうか?

今回の主な話題は…
★劇団ひとりのデビュー作は、まさに芸人劇団ひとりの芸風、テレビでの立ち位置を表している!?
★監督デビュー作とは思えない、うまい小道具の使い方!
★劇場の観客も作品内の観客と同様に反応した、「お笑いシーン」とは!?
★クライマックスに関する非常に重要な「気になる点」とは?
★タカノが『青天の霹靂』を観て考えた「映画」と「テレビドラマ」との違いとは?
★そして、最終的にこの作品は面白かったのか!?

北野武の「その男、凶暴につき」や松本人志監督作品にも言及しながら色々語っております!

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2014年06月05日

映画「アクト・オブ・キリング」のネタバレ感想

今回は「アクト・オブ・キリング」のネタバレあり・感想です!
ものすごくザックリ言っちゃうと、「1960年代のインドネシアで行われた大量虐殺をテーマにしたドキュメント映画」なんですが、その作り方がクセモノ。

通常のドキュメント映画だと資料映像や関係者の証言、再現ドラマなどで構成するのですが、この作品では、虐殺に携わった加害者に、当時どうやって人々を殺害したかを再現してもらい、映像化するという、前代未聞の手法を使っています。

世界中で数々の映画賞を受賞し、日本でも公開前から前評判の高かった本作、
シネ4でも取り上げないわけにはいきません。

当時の加害者たちが、今でも英雄としての社会的地位を保っているという
インドネシアの体制にびっくり!
次々と知事や大臣のような偉い人が出てきて驚きの証言をします!

さらにこの作品を撮ったジョシュア・オッペンハイマー監督のディレクター魂にもびっくり!足かけ8年にわたって虐殺の加害者たちと向き合い続け、作品作りに突き進んだその根性は讃えられるべきものなのか?それとも相当性格が悪いのか?

そして「アクト・オブ・キリング」を観た人ならわかる、
例のアイツはインドネシアのマツコ・デラックスなのか、それとも西田敏行なのか?

いろんな議論が飛び出します!


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